デジタルノマドの現実|自由な働き方と収入。始めるには?

ぎゅうぎゅう詰めの通勤電車やバスで汗だくになりながら会社に向かう毎朝。出社する前からすでにヘトヘトなのが当たり前でした。

一方、デジタルノマドは時間も場所も気にせずに仕事ができます。目覚まし時計に邪魔されず、自然に目が覚めたらそのままベッドでゴロゴロしながら仕事を始めることもできます。

聞くだけだと「なんて自由な働き方なんだ!」と思うかもしれません。でも実際には、デジタルノマドの生活って収入が不安定で、「自由=楽」ってわけではないんです。

デジタルノマドとは?

「デジタルノマド」というライフスタイルが注目された時期がありました。今もかな?

当時は、周りから「それって何?」とよく聞かれました。両親からも「そんな働き方で生活ができるのか?」と心配されることもありました。

デジタルノマドの意味

ノマド(Nomad)とはもともと「遊牧民」を指す言葉です。

遊牧民のように場所に縛られず、生活や仕事をする人をノマドと呼びます。その中でもデジタル機器を活用してノマド的生活をする人たちをデジタルノマド(Digital Nomad)といいます。

インターネットやパソコン、スマートフォンさえあれば、仕事ができる。

決まった時間に出勤する必要がなく、散歩のついでにカフェで働くこともできます。この自由さから、国内外を行き来しながら生活することができます。

海外で生活しながら仕事をするデジタルノマド、現実を語る

旅行が好きで、海外で生活しながら仕事ができるノマド生活を楽しんでいました。

訪れた国は20ヶ国以上!

韓国、日本、台湾、ベトナム、マレーシア、ポルトガル、ドイツ、イタリア、イギリス、フィリピン、オーストリア、チェコ、スペイン、インドネシア、カタール、タイ、カンボジア、香港、シンガポール、マルタ、スウェーデン。

突然でしたが、コロナの影響で2年ほどどこにもいけず…

最近やっとタイに移動することができて、久しぶりに自由を取り戻せた気がします。

ここで、質問です!

  • どんな仕事ができますか?(収入源)
  • 安定した収入を得られますか?
  • デジタルノマドを始めるにはどうしたら良いですか?

どんな仕事ができますか?(収入源)

  • ホームページ制作
  • プログラミング
  • アプリ・ウェブ開発
  • グラフィックデザイン
  • マーケティング・コンテンツ制作
  • ブログ運営
  • ソーシャルメディア・インフルエンサー
  • アフィリエイト
  • 動画制作・編集
  • Youtuber

デジタルノマドとして働ける職種や収入源は様々ですが、ITスキルを活かして収益を得ることができるという共通点があります。

安定した収入を得られますか?

「安定した収入を得られるのか?」という点に関しては、職種やスキルによって大きな差があるのが現実です。

年収1億円を超える人もいれば、月収が5万円も稼げてない人もいます。収入は基本的にスキルの専門性に比例するため、高い専門スキルを持つ人ほど高収入を得やすいと言えます。

例えばアフィリエイトは、競争が激しいけど、始めやすい副業として人気があります。ただし、アフィリエイト収益は非常に低いことが多く、95%の人が月収5万円未満と言われています。

一方で、プログラミングスキルを持っていると、アプリ開発の案件で数百万円を超えることも珍しくありません。また、ウェブサイト制作でも1件あたりの平均単価は15万~30万円程度です。収入は自身のスキルと能力次第で大きく変わるものです。

私自身はウェブデザイナーとして活動し、主な収入源はホームページ制作です。また、他のブログも運営していてアフィリエイト収入もあります。将来的にはYouTubeを通じてウェブに関する情報を発信し、収益を増やしたいと思います。

メリット

  • どこでも働ける
  • ストレスの少ない働き方
  • 旅行や家族との時間を楽しめる
  • コストの低い国で生活し、高収入の国から収益を得ることも可能

デジタルノマドの最大の特権は、「好きな場所で好きな時間に働ける」ことです。通勤が不要で、自分のペースで働けるため、精神的・身体的なストレスが軽減されます。また、仕事と家事・育児を両立する主婦にとっても理想的な働き方です。

さらに、パソコン1台あれば仕事ができるため、複数の国を旅しながら生活することも可能です。わりと物価が安い国だと収入を最大限に活用してゆとりのある生活が実現できます。

デメリット

  • 収入が不安定、社会的信用の低さ(例:ローンやクレジットカード審査)
  • スキルや営業力で決まる単価、収入構造

収入が不安定で社会的な信用が低いという課題もあります。会社員のように固定給がないため、ローンやクレジットカードの審査に通りにくいこともあります。

簡単な仕事ほど競争が激しく、十分な収入を得るのが難しいです。例えば、バナー制作は1件あたり2千円から〜、LP制作は5万円から〜など、生活するためには相当な数の案件を受けないといけません。

完全に実力や営業力で、収入が決まります。

デジタルノマドを始めるにはどうしたら良いですか?

デジタルノマドを始めるのは意外と簡単です。

特別な資格や免許がなくても、「デジタルノマド」と名乗ることは誰でもできます。私自身も職業訓練を終え、未経験から転職することができました。

しかし、ウェブデザイナーとして十分な収入を得るには、デザインスキルと実績を積み上げることが大事です。

ブログで収入を得る場合も、訪問者ゼロからのスタートで地道な努力が求められます。スキルをこつこつと磨き、継続的な努力と成果を積み重ねることで収入が安定します。

最近、無料セミナーや有料教材、動画などが豊富に揃っています。それらを積極的に活用して専門スキルを身に付けましょう。

最後まで読んでいただきありがとうございます!

OLだった頃は、会食や会議が多く、平日ほとんど仕事ばかりでした。たまに週末に電話がかかってくることもありました。プライベートの時間が少なく、心にも余裕がない生活が続いてました。

その時の生活を思い出すと、今の働き方や環境、お客様に感謝しかありません。

混雑する週末を避けて平日に買い物に行ったり、旅行はオフシーズンに行ったり、時間を効率的に使えるようになりました。そのおかげで、なかなかできない経験もたくさんできました。私は今、この働き方に満足しています。

もちろん、最初からうまくいってたわけではないです。一人前になるまでは2〜3年かかりました。

小さなことから始めて、少しずつ実力をつけていくことが成功への近道です。

これからもデジタルノマド、ウェブデザイナーを目指す方に向けた情報をブログで発信していきますので、興味がある方は、ぜひブックマークしてご覧ください。

※デジタルノマドという働き方には幻想と現実の両面があります。全員に合うタイプの働き方ではありませんので、ご判断はお任せします。